ここでは天使と悪魔が次界を争奪して戦ういわゆる「悪魔VS天使」編のビックリマンの世界観を紹介します。ビックリマンの世界では天使、悪魔、お守りの3種族がいるが、それぞれ住んでいる場所があったりこの世界はいくつかのエリアに分かれている。そんなこんなを紹介するよ。
源層界
表層界を創造するほどの強力なパワーを持つ神、聖神ナディアの住む世界。
表層界
表層界とは源層界と呼ばれる世界の聖神ナディアが創った、天使、悪魔、お守りが仲良く住んでいた世界。この世界の住人始祖ジュラが聖神ナディアから授かったブラックゼウスを体内に取り込み、天使たちを攻撃したことに怒りを感じた聖神ナディアはこの表層界を分裂させてしまう。
この分裂によってできたのが「天聖界」と「天魔界」、「天地球」だ。
天聖界
聖神ナディアはシャーマンカーンに光の子スーパーゼウスを、始祖ジュラに闇の子ブラックゼウスを、世界のリーダーになるべく育てるように授けた。しかし闇の子を授かった始祖ジュラは天使がえこひいきされていると感じ、ブラックゼウスを体内に吸収してパワーアップし、悪魔たちをひきつれて天使たちを攻撃し始めた。(詳しくは、ビックリマンのストーリーを参照してください。)
これに怒りを感じた聖神ナディアは表層界を分裂させてしまう。このとき分裂してできた一部が天聖界だ。そしてここには天使とお守りの一部が住んでいる。
天魔界
天魔界とは表層界が分裂してできた一部。ここにはスーパーデビルをリーダーとして悪魔たちが住んでいる。TVアニメを見る限り、悪魔たちのパワーは天使たちよりも強力。
天地球
天地球とは表層界が分裂してできた一部。場所は天聖界にある天聖門の向こう側の無縁ゾーンのどこかにあるといわれている。ここにはお守りたちだけが仲良く暮らしている。
天使も悪魔も天地球の明らかな場所を知るものはいない。
この天地球を治めているヘッドは黎元老守だ。(画像はこちら→「悪魔VS天使編第15弾」)
次界
悪魔によって破壊されつつある天聖界の天使たちの移住先として若神子たちが目指す新天地。この地をめぐって天使と悪魔は激しい争いを続ける。次界までの道のりは遠く険しい。
天安京
天聖界の西の端にある都。この都のさらに西の果てに次界へと続く閉ざされた門、「天聖門」がそびえ立っている。
天聖門
天安京に西の果てにある次界へと続く門。この門の壁には門を開く鍵となる天使たち「次界アーチ天使」の壁画が描かれている。彼らが門に終結すれば天聖門は開かれる。
無縁ゾーン
天聖門の向こう側に広がっている普通の天使たちでは理力がまったく使えなくなるエリア。無縁ゾーンのはてには灼熱の炎が燃え盛っており、そこを脱出するには七助というお守りの持つ7枚の羽、幸七フェザーをヘッドロココが身に着ける必要があった。
悪球エリア
サタンマリアの母である魔胎伝ノアが支配する無縁ゾーンにあるエリア。天使たちの理力を悪魔パワーへと変えてしまうエリアだ。
螺エリア
悪魔ヘッドの魔スターPが治める無縁ゾーンにあるエリア。ここに神帝たちを引き入れて苦しめた。
魔紀元神器
魔紀元神器とは強力なパワーを秘めた3種類のアイテムのことだ。聖曲玉槍、聖鏡盤、聖神剣の3種類だ。これらを手にしたものは魔界域のヘッド格者になれると言い伝えられている。
次界門
次界への入り口。次界門を開けるには次界必達天使と有限時増力神童の理力が必要だった。
次動ネブラ
次界門を開けた先に広がるエリア。若神子たちが目指していた次界の一部だ。重力が逆に働いたり元に戻ったりする不思議なエリア。このエリアはダークヘラが支配していた。
魔幻型(まげんモデル)
次動ネブラにある悪魔が造った巨大な塔だ。次動ネブラの先住民の女王のダークヘラがワンダーマリアに魔洗礼を受けて悪魔化してしまった。マリアの命令でヘラがこの魔幻型(まげんモデル)を悪魔の造魔竜鬼を使って建設した。次動ネブラの地中には源祖球というエネルギー体があり、この魔幻型(まげんモデル)と繋げることで悪魔たちに超念魔パワーを与え、悪魔にとって住みやすい土地に変えようとしたのだ。
智道(ウィズダムベルト)
次界の第2エリアだ。このエリアで悪魔の魔統ゴモランジェロと神帝たちが激しい死闘を繰り広げた。
天蓋瀑布(キャナピキャタラクト)
次回のエリアのひとつ。天蓋瀑布(キャナピキャタラクト)には聖常キッソスが住んでいて、このエリアにある聖水を管理している。
久遠域(くおんエリア)
次界の奥深くにある最終エリア。次界争奪編の一大事件である、聖魔和合が行われた歴史的な場所だ。
虹層球(レインボール)
久遠域の前に立ちふさがるエリア。これを破壊しなければ久遠域に到達することができない。このエリア破壊のために神帝たちは決死の特攻を行い、命を落とした。虹層球は破壊され、久遠域へと続く架け橋、アーチ道(アーチロード)へと変化した。