回天紀～ビックリマン村

ここではビックリマンの天使と悪魔が次界を争奪するストーリーを見ていこう。

回天紀

時は回天紀と呼ばれる時代。神帝へとパワーアップした若神子たちは次界へと向かう。しかし天聖門の向こう側は次界ではなく、無縁ゾーンと呼ばれる天使の理力がききにくい厳しいエリアだった。そこにまで悪魔たちはやってきて聖フェニックスの率いる神帝たちは苦戦を強いられる。

次界を目指す神帝たちを邪魔するため、スーパーデビルが悪混鬼という２匹の悪魔を合身させて強力になった悪魔を無縁ゾーンに派兵した。

悪混鬼とは、「八魔鬼ング」「ＩＤＯ弁慶」「大層魔」「怪鬼党賊」「矢鬼」「フックＲＯ」「魚水鬼」のことだ。

神帝たちは強力なパワーを持つ悪混鬼たちに苦戦していた。戦いの最中、聖フェニックスは突然源層界から聖なる力「聖心パシー」を受けて伝説の「ヘッドロココ」へとパワーアップを遂げた。

悪混鬼たちは力をあわせて魔穴を作り、神帝たちを襲った。そして神帝のひとり、アリババ神帝は魔穴に吸い込まれてしまった。これに怒りを感じた他の神帝たちは悪混鬼たちをひとり残らず倒してしまった。

神帝たちのいる無縁ゾーンには普通の天使では行くことができなかった。シャーマンカーンはなんとかして普通の天使たちでも無縁ゾーンに行く方法を探していた。そしてついに古文書からその方法を発見することができた。

なんでもビックリマンシールの第１弾から最新の弾を集めて天聖門に投げ込めばそれが可能になるということだった。そしてついに誰でも無縁ゾーンに行くことができる道、「シールロード特急」が開通したのだ。

神帝たちはついに無縁ゾーン出口までたどりつくことができた。しかし、普通に出口に飛び込もうものならみんな焼けて消滅してしまうことが分かった。そこでここでもシャーマンカーンの研究により、七助と呼ばれるお守りのもつ七つの羽毛「幸七フェザー」が必要だと判明した。

七助とは「酔助」「柔助」「突助」「芸助」「的助」「鐘助」「次助」のことだ。神帝たちは彼らを見つけ幸七フェザーを手に入れて見事に無縁ゾーンを脱出した。